選ぼう!名刺作成業者

名刺作りを頼むと決めたなら

四角の名刺にもバリエーションがあることを念頭に置いて作成しよう

2020-04-28

名刺というと四角いものが普通で用紙の大きさは決まってしまっていると思っている人もいるでしょう。しかし、四角の名刺にもバリエーションがあり、選び方によって使用用途も相手に与える印象も変わってきます。典型的な例と作り方のポイントを紹介するので、どのタイプの名刺を作成するか、作り分けをするかを考えてみましょう。

日本での標準的な四角の名刺

日本では昔から独自の寸法の名刺が用いられてきました。長方形の名刺が使用されてきたのは多くの人が認識していることですが、使用されている名刺の大きさは大きく分けると二種類、細かく見ると四種類あったというのが実態です。

まず男女で名刺のサイズが違うというのが暗黙のルールになっていて、男性は四号、女性は三号角丸が用いられていて、芸者などの特定の業界では小型四号角丸、小型三号角丸が使用されています。ただ、だんだんと四号に統一されてきているため、日本では四号を使うことがほとんどです。

縦横の長さが黄金比になっている長方形の名刺なので感性的にも魅力が大きいとされています。

欧米の名刺は寸法が違う

日本では四号と呼ばれる55ミリメートル×91ミリメートルの名刺が標準的ですが、この寸法の四角形が世界標準というわけではありません。欧米でもビジネスカードがよく用いられていて、日本ほどではないにしてもビジネスシーンではよく用いられてきました。

欧米では日本とは違うサイズが標準になっていて、3.5インチ×2インチ、メートル法にすると51ミリメートル×89ミリメートルになっています。ほんの数ミリメートルずつの違いですが、短辺の方がより短くなっているので見た目にもかなり違うという印象を与えることも少なくありません。

重ねてみると明らかな違いがあるのがよくわかります。そのくらいの違いがあるので名刺管理のときには日本と欧米でのサイズ違いについて十分な注意が必要です。欧米サイズの方が小さいので、名刺入れや名刺ホルダーなどは日本のものを用いていれば欧米の名刺も収められます。

しかし、欧米に滞在して働いていたときに名刺ホルダーを買ったり、旅行や出張などで魅力的な名刺入れがあって購入したりした場合には日本の名刺が入らないこともあるので注意が必要です。視点を変えると海外との取引をするときには名刺サイズに気を付けなければならないことが想像できるでしょう。

名刺交換をしたときに相手の名刺を名刺入れやホルダーに入れることはできますが、自分の名刺を相手が名刺入れに入れられずに困ることもあります。欧米では名刺交換の文化がないのは確かではあるものの、日本文化としてビジネスパーソンは初対面のときに名刺を交換することがよく知られています。

そのため、自然に名刺交換をすることになる場合もありますが、名刺サイズまで認識していないことが多いので悩まれてしまいがちです。欧米サイズの名刺を作成しておくことでスムーズに交換できるようになります。

名刺サイズに厳密なルールはない

四角の名刺は縦横のサイズを原理的には自由に決められます。名刺サイズは慣習的に決まっているのは確かですが、厳密にルールとして定められているわけではありません。日本では四号名刺を作成しなければならないと決まっているわけではなく、あくまで慣習によってそうあるのが望ましいと考えられています。

厳しいビジネスの現場ではサイズが違うと常識を理解できていないと誤解されてしまう可能性があるので注意は必要ですが、自由にサイズを変更して名刺を作成しても構いません。フリーランスの人を中心としてしばしばサイズが違う名刺を持っている人も出てきているので、名刺作成をするときには念頭に置いておきましょう。

最近人気の正方形の名刺の特徴

四角の名刺で最近人気になっているのが正方形の名刺です。一般的には長方形の名刺なので正方形にするのは斬新なアイディアと言えるでしょう。変わり者のやることだと思って見向きもしない人もいるのは確かですが、正方形の名刺については私もやりたいという人が増えていて、印刷業者でも正方形の名刺の印刷に対応するところが少しずつ出てきています。

まだインクジェットプリンターで印刷できる専用の用紙の販売はされていませんが、このまま人気が高まっていけば用紙が販売されるようになって自宅や事務所などでも簡単に印刷できるようになる可能性もあります。

定形外にするメリット

正方形のような定形外の名刺を作成するメリットは相手に与える印象を変えられることです。普通と違うというのが一目でわかるので、それだけでもインパクトがあって相手に覚えてもらいやすくなります。フリーランスの人が使っていることが多いのは、営業ツールとして名刺を使用していることが多いので相手に印象付けるのが重要だからです。

また、定形外にすることでレイアウトの工夫もできるようになります。外形が少し違うだけでイラストやテキストの配置の仕方も変えられるので、より魅力を伝えられるように工夫することができるでしょう。スペースが足りないから少し大きくするといったことも可能です。

定型外にするデメリット

定形外の名刺にはデメリットも実はたくさんあります。前述のようにフォーマルな意識が強いビジネスの現場では常識がわかっていないと捉えられてしまいがちで印象が悪くなるリスクがあるのがデメリットです。相手にとっても他の名刺と一緒に管理するのが難しくなり、心象が悪くなってしまうこともあります。

また、定形外にすると印刷の費用や労力がかかってしまうのも問題点で、特定のサイズの正方形であれば対応する業者があるものの、それ以外にしようとすると自分で印刷をして裁断する必要が生じます。テンプレートを使って簡単に作りたいと思っても、希望する寸法のテンプレートが見つからないことがほとんどでしょう。

どんな寸法にするかでかなり悩むことになってしまうことが多いのも名刺作成の負担を大きくしてしまう点です。

大きさや形状にこだわって名刺を作成しよう

名刺作成をするときには日本で標準的な四号の四角い名刺を作ろうと考えてしまいがちですが、そのサイズにしなければならないわけではありません。大きさや形状にこだわって名刺を作っても問題はないので、用途に応じてインパクトのある名刺を作れるように工夫しましょう。

相手に与える印象が大きく変わるので慎重にデザインを決めるのが大切です。